ギメ東洋美術館は、ルーブル美術館やオルセー美術館、オランジェリー美術館などの人気美術館とともにフランス文化省の管轄下にあるフランス国立美術館連合の一員です。
リヨン出身の実業家エミール・ギメ(1836~1918)が、エジプトからアジアに関する宗教博物館を作ろうとしたのがきっかけで、1879年にリヨンでコレクションの紹介を始め、1889年にはパリに博物館をオープンしました。 1927年には、フランス博物館総局の指揮下に入ります。さらに1945年のフランス国内美術品コレクションの再編計画に沿って、エジプト美術品をルーブルに移管する代わり、アジア美術品をすべて受け入れて、世界有数のアジアコレクションを有する美術館になりました。
日本のコレクションも豊富で、古墳時代以前の土器や埴輪など。さらに仏教美術品、中世以降の屏風や掛け軸、そして浮世絵のコレクションも3000点を越すほど大変充実しています。
海外展
2008/10/13